4年くらい前の私はJUMPに売れてほしかった
昨日のFNSを見て考えることがあったので残しておきたいと思った。
伊野尾さんにそっくりなギークさんがど真ん中で一人いたのを見た時、「これはなんだ」と思った。11時過ぎまで焦らされ待ち続けてからのこのフォーメーションはあまりにも心臓に悪かった。
でも、きっとこれはJUMPを取り巻く環境が確実に変わっていることをダイレクトにファンに伝えたのだと思う。
4年前、2012年くらいの私はJUMPにヤキモキしていた。もっともっと仕事がほしい、もっとテレビでJUMPが見たい。ずーっとそう思っていた。
当たり前にテレビでJUMPが見られない時だった。メンバー全員が揃っているのを見ることができたのはリリースがあった時の歌番組くらい。冠番組だったヤンヤンJUMPもいつの間にかやぶひか番組に戻っていたし、スクール革命だって結局は3人しかいない。どんなに今、2012年の裕翔さんを見たいと思ったってそれができるのは手元にあるDVDを見ることくらい。もっといろんな裕翔さんを見たかった、JUMPの活動以外の裕翔さんも見たかった。
なんて言ってるけど、正直この頃のJUMPの活動が思い出せない。冷め期だった。
とにかく仕事がほしい、テレビでJUMPを見たい、いろんな人にもっとJUMPはすごいってことに気づいてほしい、と思うばかりでJUMPを追うことに必死じゃなかった。
それでも新曲を聞いては当たり前に買い、コンサートに行けば毎回「ああ、やっぱりこの人達を応援していたい」と思っていたから、今だってJUMPを応援しているんだと思う。
それが徐々に変わったのが裕翔さんが確実に演技の仕事を増やして世間の目に止まるようになったことや2014年、その時のJUMPがやりたいことをふんだんに盛り込んだsmartっていうアルバムが最高によかったこと。いろんな要素があって「今のJUMPから目を離したくない、今のJUMPを見逃したら、一生後悔する。」と思い冷め期脱出。嵐のワクワク学校参加や24時間テレビパーソナリティ、単独カウントダウンライブと目まぐるしかった2015年が過ぎて今。
JUMPはたくさんの仕事をしている。最低でも週1回は冠番組でメンバーみんなが揃っている映像を見ることができる。
来年公開の映画の出演もバラエティー番組のレギュラーだってある。
どれも4年前の私が望んでいた現実で間違いないのに何かが違うと思ってしまう。矛盾してるのも贅沢なわがままを言ってるってことも分かってる。もし4年前の私が人気絶頂の嵐さんのファンに「テレビたくさん出てるけど、なんか違うんだよ」なんて言われたらテレビで見れるだけありがたいと思いなよ、と思ってしまうだろうし。
きっと取り巻く環境が変わっただけでJUMP本人は何も変わらないのに。数年前ではあまりにも考えられなかった状況に、ただただその状況に飲み込まれて振り落とされそうになる。
これから10周年だって20周年だって変わらず見届けたい。
でもそれって覚悟がいるんだな、そう思わずにはいられない。
もっともっとハッピーでピースフルな気持ちでJUMPを応援したい。